※本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません
ビットコインよりも、ボラティリティが激しくて人気なアルトコイン。
上げる時はビットコインより上がりますが、その逆も然りです。
- アルトコインの魅力や用途を知らない人
- アルトコインの種類(カテゴリ)を知らない人
- 何となくでアルトコインに投資している人
- アルトコインは新しい技術への投資
- アルトコインには種類(カテゴリ)が様々ある
- 「納得感」を得てアルトコインに投資できる
ビットコインについてはこちらの記事ご覧ください。
アルトコインの特徴
まずはじめに、アルトコインの特徴について紹介します。
- 通貨の種類が多い(CoinGecko:14,682種)
- プロジェクトの独自トークンとして利用される
- 次世代のWeb3.0技術の基盤
- カテゴリ(種類)が複数あり、用途が異なる
通貨の種類が多い
アルトコインは毎日新しい通貨が誕生しており、数万種類あると言われております。CoinGeckoという仮想通貨サイトに登録されているだけでもその数は14,862種です。
アルトコインには草コインが多く、その中には数千〜数万倍になるコインもあります。
しかし、その逆も然りです。下手に手を出さないようにしましょう。
プロジェクトの独自トークンとして使用されている
アルトコインは、そのプロジェクトの独自トークンとして利用されています。
- 初期段階の資金調達
- プロジェクト内での通貨(支払い・手数料等)
- ガバナンス権(≒株式と同じ感じ)
- プロジェクトの価値を表す
- ネットワーク貢献のインセンティブ(報酬)
基本的にはプロジェクトが盛り上がれば、そのトークンが使用されるので価格も上がる構造となっております。
・バイナンスコイン(BNB):大手取引所「バイナンス」内の独自通貨
- 取引時にBNBを使えば、大幅な割引を受けれる
- 利用者が増えればBNBが買われ、価格が上昇する
・イーサリアム(ETH):アルトコイン時価総額No.1
- NFTマーケットプレイスでの通貨として利用される
- 利用者がNFTを購入するにはETHが必要
- ETHが買われるため、価格が上昇する
アルトコインはWeb3.0技術への投資
「アルトコイン投資=Web3.0技術への投資」です。
言い換えると、次世代のWeb3.0技術の基盤となるのです。
次世代のWeb3.0技術の基盤
Web3.0とは、次世代のインターネットを指す概念です。
- ブロックチェーン技術を基盤にした「分散型インターネット」
- 特定の企業や管理者に依存せず、データやサービスがネットワークの参加者間で共有される「非中央集権型」
- 従来のビジネスモデルを革新させる
キーワードは「分散型」「非中央集権型」です。
従来のWeb2.0は中央集権型です。
GAFAなどのプラットフォーマーや企業に、個人情報やデータを搾取されています。Web3.0ではそれらを介さずに、ユーザー同士で直接お金や情報のやり取りが可能となります。
株式投資をする際の目的としては、「値上がり益」や「配当金」だと思います。
しかしその背景には、会社(市場・セクター・国)への期待がありますよね。
アルトコイン投資も同じで、「次世代技術」への投資なのです。
日本政府もWeb3.0へ期待!
2024年8月28〜29日には東京で「WebX」というイベントが開催されました。
日本最大の暗号資産・Web3メディアCoinPostが企画運営する、アジア最大規模のグローバルカンファレンス
そのスピーカーやスポンサーを見ると、いかにWeb3.0や暗号資産が注目されているかが分かるかと思います。
- 岸田文雄(内閣総理大臣)
- 小池百合子(東京都知事)
- 斎藤健(経済産業省/大臣)
- 吉村洋文(大阪府/知事)
- 石丸伸二(安芸高田市前市長)
- 北尾吉孝(SBIホールディングス(株)CEO)
- 西村ひろゆき(2ch創設者)
- メンタリストDaiGo
- その他多数・・・
スポンサーについても、日本の大企業や行政などかなりの数が入っています。
カテゴリ(種類)
アルトコインのプロジェクトは、おおよそ下記いずれかのカテゴリに分類されます。
主要なカテゴリを見ていきましょう。
主要なカテゴリ
レイヤー1(L1)
L1とは、分散型アプリケーション(dApps)の開発を支えるためのプラットフォームを提供しています。
L1上には数多くのDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トーク)、ミームコインなどのプロジェクトがあり、エコシステムを形成しております。
レイヤー2(L2)
L2はL1のスケーラビリティ問題を解決するために開発されました。
L1上での取引量のボリュームがかなり多いです。それに伴い、取引処理の遅延や手数料の高騰が発生する問題が起きています。
L2がL1をアシスタントし、スケーラビリティ問題の解消に努めています。
また、L2自身も独自でNFTをしたり、ゲーム分野に取り組んでいる通貨もあります。
AI
株式市場ではエヌビディアを筆頭にAI銘柄が盛り上がりましたね。
仮想通貨のAI銘柄も24年上旬頃にパフォーマンスが良く、今回バブルの目玉として注目されています。
NEARはエヌビディアのカンファレンスに参加、RenderはAppleと開発を進めていることが話題になっています。
RWA(リアルワールドアセット)
RWAとはReal World Assetsの略で、「現物資産のトークン化」を意味します。
現実世界に存在する資産をブロックチェーン技術を用いてデジタルトークンに変換し、物理的な資産をデジタルの形で取引したり、所有したりすることが可能になります。
不動産/土地/貴金属(金や銀)/原油/アート作品/高級品(ワインや時計)/株式/国債/社債/知的財産など・・・
- JPモルガン
- Citibank
- 博報堂と日本航空
ミームコイン
ミームコインは「草コイン」とも言われます。その特徴を下記にまとめました。
見ていただくと分かるように、ギャンブルチックな性質が特徴です。
しかしこのミームコイン。侮ってはいけません。
下記はCoinGeckoの時価総額ランキングの内、ミームを抜粋したものです。
引用:トップミーム通貨の時価総額(CoinGecko)
なんと時価総額100位までで7個、200位までに14個もランクインしています。
今は夏枯れで重たい相場ですが、2024年上旬には強気相場が訪れました。
その時に一番パフォーマンスが良かったカテゴリがミームコインだったのです。
ミームコインTOP10、1〜3月の強気相場で平均利益率13倍を記録=CoinGecko(コインポスト)
2024年第1四半期 最も利益をもたらしたのはミームコイン =コインゲッコー(コインテレグラフジャパン)
引き続き、ミームコインは今回バブルの目玉になると思います。
以上、主要カテゴリの紹介をしました。
まとめ
今回はアルトコインについて紹介いたしました。
Web3.0は今後、劇的に普及が進む分野です。
少しでもWeb3.0の技術に興味・魅力を持っていただけたら幸いです。
実際に私自身も、「アルトコイン」=「新しい技術への投資」と腑に落ちてから積極的に投資することが出来ました。
24年9月現在、仮想通貨市場は重たい相場が続いております。
しかし逆に言えば、残り少ないチャンスかもしれません。
アルトコインは取引所(安く買える)があり、人気銘柄を多く取り扱う「OKJ」がオススメです。