オススメ銘柄と買い方

ビットコインがデジタルゴールド(安全資産)と言われる理由・保有するメリット 

後輩社員
後輩社員
ビットコインがデジタルゴールドって本当?
後輩社員
後輩社員
値動きが激しいのに、安全資産になるの?

ビットコインは昔、「詐欺」や「投機」と言われていましたね。

しかし今ではその地位も確立されつつあり、「デジタルゴールド」「安全資産」と言われております。

今回はその理由について、実例を用いて詳しくご説明いたします。

✔️この記事を読んで分かること
  1. ビットコインはゴールドより優れている
  2. ビットコインはインフレや経済不安へのヘッジになり得る
  3. ビットコインを法定通貨としている国がある
  4. 機関投資家がどんどん参入している

ビットコインの特徴

まずはビットコインの特徴について簡単におさらいしましょう。

✔️ビットコインの特徴
  1. 中央管理者が存在しない
    →政府や組織に管理されない、分散型のデジタル通貨
  2. ブロックチェーン技術の活用
    →取引の透明性セキュリティを確保(不正や偽造が困難)
  3. 希少性
    →発行上限が2100万枚と決められており、既に94%が供給済み。
    →需給のバランスで今後も価格が上がりやすい。
  4. 価値の保存、安全資産
    インフレ経済不安のヘッジ手段として利用されている
  5. 取引が容易
    →銀行口座を持てない発展途上国でも利用。国境を超えた取引も容易
  6. ボラティリティ(値動き)が激しい
  7. 半減期の年とその翌年はバブルになりやすい(24・25年)
  8. 2024年にETF(上場投資信託)承認・上場

今までの他のアセットにない「独自性」が注目を集めています。

ゴールドとの共通点

それでは本題です。

ビットコインはその性質上、デジタルゴールドと言われています。

ゴールドとの共通点

  • 金も埋蔵量が限られており、希少性がある
  • 中央管理者が存在しないため政府や組織に管理されない
  • 安全資産としての機能(インフレ経済不安のヘッジ)
  • ETF(上場投資信託)承認・上場

希少性がある

ゴールドとビットコインのそれぞれの希少性について、下記表にまとめました。

クリプトリーマン
クリプトリーマン
半減期は2140年まで続きますが、残りは僅か6%のみ。パイの奪い合いです!
後輩社員
後輩社員
クジラ(機関投資家や富裕層)がどんどん買い占めています!🐳

供給<需要により、今後も長期的な価格上昇が予想されます。

安全資産としての機能(インフレ・経済不安のヘッジ)

ゴールドは「有事の金」とも言われますよね。
インフレやリセッション(景気後退)、金融危機、コロナ渦などでゴールドは買われました。

最近では対アメリカとの緊張から、中国やロシア政府が「脱ドル依存」を進めており、
ゴールドを大量に購入しています。

参考記事:金、なぜ最高値? 中国・ロシアの中央銀行が大量購入(日本経済新聞)

後輩社員
後輩社員
中国は将来の不安から、若者の間でも「金爆買いブーム」が起きていますね!

実はビットコインも、「安全資産」として機能しているのです。

後輩社員
後輩社員
ボラティリティが高いけど本当に安全資産なの?
クリプトリーマン
クリプトリーマン
しっかり使われています!実例を紹介しますね!

実例①米国銀行の相次ぐ経営破綻(2023年)

2023年、米国でシリコンバレーを中心とした銀行破綻が相次ぎました。

特に、ファースト・リパブリックの破綻は過去2番目の大きさです。

銀行名規模(22年末時点)
シリコンバレー全米16位
シグニチャー全米29位
ファースト・リパブリック全米14位

その当時、経済への懸念から金やビットコインが急速に買われました。

3月10日のシリコンバレー銀行(SVB)の破綻に続き、12日にはシグネチャー銀行が破綻したが、ビットコインは過去24時間で20%近くも急騰している。

ForbesJapan 銀行業界の暗黒の1日が「ビットコインの急上昇」を生んだ理由
後輩社員
後輩社員
このニュースはかなり話題になりましたね!

実例②高インフレのアルゼンチンで仮想通貨が急速に普及

アルゼンチンと言えば、今では通貨安高インフレのイメージですよね。

なんと自国通貨のアルゼンチン・ペソはこの16年間で1/150になりました。(対ドル)

引用:Google Finance

また、高インフレも激しく、2024年3月のインフレ率同年同月比の280%台でした。

後輩社員
後輩社員
1個100円で買えていたパンが次の年には380円に・・・

そんな中、アルゼンチンでは仮想通貨の普及急速に進んでいます

フォーブスのアナリストが7月8日に報告したところによると、アルゼンチンの仮想通貨の採用率は西半球の他のどの国よりも高い。

コインテレグラフ・ファパン:アルゼンチンの仮想通貨の普及が急速に進む

また、2023年11月に行われた大統領選挙では、ハビエル・ミレイ氏が当選しました。

ミレイ氏は大のビットコイン支持者です。

✔️新大統領ミレイ氏の姿勢・発言
  1. 中央銀行への強い非難
  2. ドルやビットコインを含む暗号資産を支持
  3. 通貨の自由競争を提唱
    (国民が自分のニーズに合った通貨を選べるよう目指す)
後輩社員
後輩社員
ビットコインが法定通貨となれば面白いですね!

実際にビットコインが法定通貨として利用されている国もあります。

エルサルバドルや中央アフリカ共和国では、ビットコインが法定通貨に採用利用されています。

クリプトリーマン
クリプトリーマン
銀行口座を持たない成人人口は約17億人。その需要は絶大です!
後輩社員
後輩社員
円安にインフレ。我々も軽視出来ませんね・・・

ETF承認・上場

続いての共通点は、ETF(上場投資信託)に承認・上場されている点です。
ビットコインは2024年に承認され、歴史的瞬間を迎えました。

この点については別記事で詳しく説明しているため、ここでは簡単に。

ETF承認のメリット

  1. SEC(米国証券取引委員会)に認められた
  2. 個人投資家の拡大
  3. 機関投資家の参入

2024年より巨額の資金を扱う機関投資家がどんどん参入しています。

クリプトリーマン
クリプトリーマン
今年はETF元年なので楽しみですね!

以上、ゴールドとの共通点でした。

ゴールドより優れている点

続いてはビットコインがゴールドよりも優れている点を紹介します。

ゴールドより優れている点

  1. 金の物理的な移動に比べ、保有が容易
  2. 偽物か見極める必要がない
  3. 高いリターン・ポテンシャル
クリプトリーマン
クリプトリーマン
③について深掘りしましょう。

ビットコイン推進派の共和党のトランプ大統領候補をはじめ、

多くの著名人がいずれゴールド(金)の時価総額を抜くと評価しております。

こちらはコモディティや暗号資産も含めた世界の時価総額ランキングです。

出典:CompaniesMarketCap

マイクロソフトやアップルと圧倒的な差を付けゴールドが1位に躍り出ていますね。

今は約14倍もの差がありますが、ゴールドを超えるのも時間の問題でしょう。

クリプトリーマン
クリプトリーマン
ETFも今年上場されたばっか!まだまだポテンシャルがありますね!

ポートフォリオに組み入れるメリット・デメリット

ビットコインをポートフォリをに組み込むメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  1. 分散投資効果
    →他の資産クラス(株式、債券など)と異なる動きをすることがある
  2. まだまだ黎明期。成長ポテンシャル
  3. インフレ・経済不安へのヘッジ
  4. 新しいテクノロジーへの参加

特に①と③の理由から、顧客の巨額の資産を扱う機関投資家に買われています。

デメリット

  1. ボラティリティが激しい
    →バブル相場がある反面、低迷期もあります。
  2. 課税区分が雑所得
  3. 規制の不確実性
クリプトリーマン
クリプトリーマン
値動きを読むのが難しいため、初心者には積立投資がオススメ!

世界最大の機関投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も、ビットコインのポートフォリオ組み入れを検討していましたね。

関連記事:コインポスト

ビットコインを買っている企業

最近ではビットコインを戦略的資産として、積極的に購入する企業も増えています。

ビットコインを買っている企業
  • マイクロストラテジー(米国)
    →総保有数:約22万6500BTC ※BTCの1%以上
  • メタプラネット(日本)
    →総保有数:約360BTC
後輩社員
後輩社員
新NISAでも大人気の企業ですね!

以上、ポートフォリオに入れるメリット・デメリットについて紹介しました。

まとめ

今回は、「ビットコインがデジタルゴールド(安全資産)と言われる理由・保有するメリット」を紹介しました。

ETFが上場し、今後ますますデジタルゴールドとしての役割が期待されるビットコイン。

「半減期」「ETF元年」「利下げ」が重なる24年と25年は、その歴史が大きく変わろうとしています。

ポートフォリオの選択肢のひとつとして、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
クリプトリーマン
20代中盤プライム上場企業のサラリーマン。仮想通貨の資産は8桁。 仮想通貨(暗号通貨)の面白さや投資する魅力を初心者の方に向けて、分かりやすく情報発信していきます。